シームレスカプセル (OptiGel® Micro)
より小さくより飲みやすく、それでいて有効成分含入量の増加/調整も可能にする新しいドラッグデリバリーシステム(DDS)技術
ソフトカプセル技術のイノベーターとして、長年にわたって製品価値を高める様々な剤形を追求した結果、オプティジェル® マイクロ(シームレスカプセル)が誕生しました。
複雑な処方、難溶性化合物の製剤化、より良いバイオアベイラビリティの追求など、製剤開発の課題をクリアする、まさにドラッグデリバリーシステム(DDS)技術の結晶です。
オプティジェル® マイクロ(シームレスカプセル)は、ロータリーダイス式によるソフトカプセル形成とは異なり、皮膜液と内容液の層流からの液滴を利用する製造プロセスで球状のカプセルを形成します。
カプセルのサイズは1~7mmで、従来のソフトカプセルより小さなカプセルを製造することができます。
賦形剤は、他のゼラチンカプセル皮膜と同じ素材で、他製品と同様に幅広い内容物に対応しています。
特長
サイズを活かし、有効成分をあらゆる患者様にしっかりと届けることができます。
- 小児や高齢者、がん患者など、嚥下困難の可能性がある患者様に最適。シームレスカプセル技術により、用量の順守やアドヒアランスの向上をサポート。
- 治療に用量の漸増が必要な場合には、適量のカプセルをサシェ(小袋)包装に。各カプセルに含まれる有効成分は同量で、カプセル数で用量を漸増するため、同じ製造ロットから複数規格の包装が可能。
- 商業生産が開始されてから10年以上。年間60億カプセル以上が製造されている、確かな実績のあるドラッグデリバリーシステム(DDS)技術。
- 化合物の優れた含量均一性で、患者間での摂取量のばらつきを最小限に抑制。
- より迅速な薬理作用の立ち上がり、API投与量の削減、そして総体的な治療パフォーマンスの向上に貢献。
製品の強み
- 飲み込みやすさ
- 薬物含有量の調整を必要とする適応症に最適
- 他のゼラチンカプセルと同様の皮膜で、幅広い内容物に対応
- 多様なサイズと色を取り揃え、差別化やブランディングに貢献
製造拠点
cGMP、FDA、EMA、および各国関係当局の認証を受けた数々の開発・製造拠点で蓄積された専門知識を活かした独自ソリューションで、お客様に応じたテーラーメイドのシームレスカプセルを掛川工場から提供します。